ちなみに第1弾「万引小僧」 第2弾「少年が見たものは・・・!」 絶賛ブログ中(笑)
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数年前に書いていたエンピツという日記サイトでの仕事の事について書いた記事が、どなたかから推薦されてナビゲートというサイトのOJTコーナー 教えること、教わること〜身近なケース集〜 に掲載された事がある。今日はその記事です。
私の体と心を通り過ぎていったたくさんの男と女・・・・
ある時は泣き、ある時は誉めて、同じ時間を共有した・・・・
古本屋をしてた頃のバイトの子達の話なのですが・・・(笑)
数件店をやっていた頃、一番小さな店を任せてたA君というバイトの子がいました。感じのいい子で私ともよく気があう明るい子でした。昼間は完全にその店をA君に任せてたんですが、ある日の昼間、A君が店番を一人でしている時にGAMEの仕入があったんです。
ファミコンソフトが15本くらい。
私が夕方、店に寄った時に見ると仕入伝票には仕入代金5000円とあります。
仕入買取書にはそのA君の弟の名前が書いてありました。
「これ、弟君が売りに来たと?」
「はい、さっき売りにきました」
「そう・・もうちょっと高く仕入れてやってもよかったとに、遠慮せんで」
「いえ・・いいんですよ。まだ学生ですから、これくらいで充分ですよ♪」
なんて会話をして、A君に裏の事務所で休憩をやって、私が店番をしていると一人の男の客が来ました。
「スイマセン、あの〜やっぱりさっき売ったGAME売るのやめたいんですけど」
「あ・・そうですか・・どの商品ですか?」
たまにいるんです。一度売った商品を気が変わって売らないって言う人が。ま、しょうがないです。お客さんが売りたくないんですから。
「えっと、ファミコン15本なんですが・・・・」
「????これですか??「いくらでした?」
「500円でしたけど・・さっき貰ったお金返します」
「500円だったんですか?」 と驚く私。
「はい、そうですけど・・なにか?」
「いえ、すいません。ちょっとお待ち下さいね」
裏で休憩してるバイトのこの方に行くと蒼い顔で俯いている彼がいました。
やってくれたか・・・・!!
取りあえず、急いで、お客さんにGAMEを返して帰ってもらいました。
そして営業中ですが店のシャッターを下ろし彼を裏から呼びます。
要するに見た目が大人しそうなお客さんだから、通常よりもかなり安い金額で買い取って、それを自分の弟の名前でわからないように買取書にサインして、お客さんには500円渡し、レジからは5000円取リ出していたわけですね。
5000円ー500円で4500円を自分のモノにした訳ですね。着服です。
「どういう事?」
「・・・・・・・・・・」
「黙っっとっちゃぁ、わからんめーもん?」
「小遣いが欲しかったとや?」
「ちょっとお客が大人しそうだったからって客を騙したとや?」
「スイマセンでした」
「謝ってもスマンやろ?」
「店の信用も、オレがお前の事を信用しとう気持ちもズタズタやんか!!」
「・・・責任取って店、辞めます・・・」
「そんな問題は今しよらんめーもん!」
「取りあえず、頭ば出せ!」
ボカ!!と思いっきり殴りました・・。彼を信じてた分だけ
「面接の時にも言ったと思うばってん、現金を扱う仕事やけん、この仕事は騙そうと思ったらいくらでも騙せると思う。」
私はバイトの面接の時には必ず、小銭を扱う商売だから騙そうと思えばいくらでも騙せるって実例を全員に話しています。
「ばってん、(しかしの意)それをお互い、疑ったり騙したりせんようにしていこうって約束したやろーもん!! 覚えとろーがっ!! 」
「お前は辞めさせんぜ!!俺をガックリさせた分ここでまた働いてもらう!!ここで一人前になってから辞めれ!!」
内心はもうグラグラ来てますし(頭に来てるの意)、これまでもやってたのかな?とかグチャグチャですが、私の場合はまず許す!!ここからです。
実際、許した方がきついですネ・・・・まぁお互いですが。
「まず・・もう二度とこういうことはせん!しない!ってことは約束できるや?」
「はい。絶対二度としません」
「今日の話はもちろん他のバイトの子にも誰にも言わんけん! 俺とお前と2人の中だけの話にするけん。情けなくって言えんしね。今後、今日の話はオレも二度とせん! そのかわり、失った信用は大きいじぇ、信用しとったぶん・・・」
「とにかく明日からの仕事、イヤ今日、今からの仕事で無くした信用を取り戻すための努力ば、せにゃいかんってことやね」
それから半月後くらいに3件の店のバイトの子全員で飲み会をやり、いつもと変わらない冗談やバカを言い合う。そして、本当に私がその不祥事を誰にも話していないということを暗黙のうちに確認させました。
もちろんしばらくの間は彼のほうが萎縮して緊張してしまうし、ぎくしゃくした感じはありました。元のような関係になるのには少々の時間が必要でしたが、いったん許した以上、後はもう一度チャンスをやり、 信用を築いていく作業を黙々とこなしていくことを、私は辛抱強く見守っていくだけですね。
その後、5年間彼は働いてくれ、ウチの社員にもなり結婚もし、子供もでき、頑張って少しは成長したと思ってます。
許すということはある意味、面倒できついことですが、結果はどうあれお互いの成長にはなると思います。
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コメント一覧 現在承認制です ☆削除及び、レスの有無は管理人の独断☆
お晩でございます。伊東です。
金を扱う仕事というのにシビアな目を向けられるのは、わたしも病気になって辞める前までは、コンビニの夜勤の中心的立場をやっていたのでわかります。店長や責任者の目が届かない分、そういう不正というのはしやすい職場ではありましたが、わたしはどうにもプライドが高すぎたのか、バカ真面目なのか。(自分で言うな)ある一日を除いてはそういう気持ちになることはありませんでした。
自分はしっかりした「中心的立場」ともいえませんでしたが、客の期待は裏切るな、やるべき仕事はやってしまおう、そして、金には手を出すなというのは原則として夜勤の仲間内で約束してきました。地域のコンビニの中で、店員だけで高いレベルを保ってきた(他の店は大体店長・責任者が多く夜勤に入ります。)のは私たちだ、という自負はあります。また、カメラもあるから、そういうのはすぐばれますしね。コンビニの場合。
このぶぃっちゃんの経験は、現存の夜勤メンバーに学習資料として見てもらうことにします。今日も貴重な一文ありがとうございました。
先に触れた「ある一日」に関しては、またもダイレクトに見られるようにしておきます。バカな話ですが見ていただければと思います。
2006.05.03 23:33 | 伊東勉 #79D/WHSg [ 編集 ]
更正されて良かったですね!人間には“十戒”とかってありますよね・・・誰だって清廉潔白ではなくいろんな心が混在一体となっていて、それがある人は悪い心に鍵を掛けて自分を律している。ある人はいろんな経験によって綺麗な心が奥の奥にしまわれてしまって出てこないままだったり。ある人は全ての心が入れ替わり出たり入ったり。・・・ってことなんですよね。
“自分を律する心”・・そして“人から信頼されることの心地良さと自信”を育ててあげるのが教育なのではないかと思います。今はそんなに労力と時間を掛けて取り組んでくれる人は、あまりいないからこんなに殺伐とした世の中になっちゃったんでしょうね。
人から許されたり、信頼されたりすれば大抵の人は素直な気持ちになれますよね。多少なりとも・・・。
2006.05.04 00:45 | ココロ #79D/WHSg [ 編集 ]
自営業をやってる者として、とても興味深く読ませていただきました。ぶいっちゃんさんを尊敬するとともに、うらやましくも思います。
以前、知り合いから頼まれて預かった 25才のニートくん。私の幼馴染の弟ということもあって、うちの旦那さんは辛抱強く(?)時間をかけて育てようとしたのですが、彼は仕事の適正以前の問題で、このお金に対する手グセの悪さが目立ち、何度も何度も注意した挙句、ある時、突然やめてしまいました。
責任感を持たせようと現場の采配を任せたり、体育会系の怒り方をしてみたり、言葉を尽くして説得したり… あの手この手で3年ほどかけて育てた従業員との最後のお別れは、彼の母親からの「もう行かないって言ってんだけど。保険やら年金やらどうしたらいいの?うちは役所とか苦手だからそっちでやってよ」という電話でした。
人間不信と、自分の人徳のなさに悩んでしまった夫は、それまで見たことがないくらい落ち込んでしまって、私もどうしてよいか分からなくなりました。もう5〜6年も前のことになりますが、今でも心のどころかで、「若い子」「足元がぐらついてる子」を雇うことに慎重になっています。
一度でいいから、ぶいっちゃんさんのような成功体験をしてみたいです…。
2006.05.04 09:38 | 猫だぬき #79D/WHSg [ 編集 ]
ぷぃっちゃんの古本屋がある街は、幸せだなと思います。
いつも人を諦めない、育てようとしながら経営されているのですね。
ぷぃっちゃんのような人に、出来れば政治家になって欲しい。
そしたら少しは、今の酷い国政の場も変わるんじゃないかと。
2006.05.04 10:59 | 風沙 #79D/WHSg [ 編集 ]
伊東勉さん
>一日を除いてはそういう気持ちになることはありませんでした
記事を読ませていただきました。わかりますよ、お気持ち。
ふと魔が差す瞬間に誰かを思い出す事が出来る人は幸せなんです。私も学生でバイトやってる時(雇われてる側の時)には一瞬ですが、バレないやろ?って思う瞬間がふっと頭をよぎったことはあります。しかしやっぱり身内であれ、友人であれ、信頼という文字であれ、誰(何か)かを思い出すと出来ないですね。人間ってやっぱ弱い時もありますからね。誰かや何かのお蔭で助かっている時も多いですよね。
>「悪いことはできねぇ…」
いい人との出会いがこの言葉を思い出させたのでしょうね^^
ココロさん
>人から信頼されることの心地良さと自信
ここらへんでしょうね、人と人が生きていく上での大事なポイントは。
昔「金八先生」(また金八かぃ!って笑わないでね)で「教育とはその時にわからなくても時が経ってから《あ〜あれはこういう事だったのか〜》って気づいて貰える時が来る。その瞬間教育が終わるんです」みたいな話があったのですが(ちょっと違うかも?)これは私のポリシーみたいなものになってますね。だからその時は、騙されてもわかってもらえなくてもいいからその場は一生懸命怒る・諭す みたいな報われない事をやってますね。疲れるけど(笑)
猫だぬきさん
旦那さんの落胆された気持ちは私も同じ自営業者としてよくわかります。小さな規模でやっているとどうしてもそんなに世間で言うところの優秀な人材が集まってくるわけではありません。高校中退の子や、働いたことも無い子や、世間の常識をいちから教えなくてはいけない子とか・・色々。
私も何度も落ち込みましたね〜。実際成功例の方が少ないのかも知れません。怒り方ひとつとっても今の子は(オジサン臭い?(笑))難しいです。ま。私の取り得は「しつこい」ってことでしょうか?(笑)
しかしその幼馴染のお母さんもなんだかな〜って感じですね。本当はそこで母親が息子を「人」として教育できる最大のチャンスなんですけどね〜。
しかしいつか報われる日が来ると信じて頑張りましょうね♪
風沙さん
もう今では古本屋は引退(笑)してやっておりませんが、人を使うってことは大変でした。でもまた面白いことでもあったのですけどね。
政治家は・・・?(笑)言ってることがコロコロ変わってしまいますからね私。自分ではその気はないんだけど、他人様からは意味不明だと思われがちです(笑)>B型だからでしょうか?
2006.05.04 11:19 | 管理人ぶいっちゃん #79D/WHSg [ 編集 ]
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>面白くないもの(こと)とは遊んでやらん。 そんなものはサラバ○○なのだ。
無理して人と付き合うことはないですよね。
自分の意見などナンボのニケ夏休み〜秋休みえ〜〜〜、秋休みまでとるの〜〜〜???(-"-;)
mewもそれぐらいオモシロイもの、欲しいかもな〜。mewちょっと夏休みちろさん&scottiさん&喜八さん
今日は久々に、記事を書いてアップしました。
scottiさん、
先週は福岡は集中雷大雨が多く、震えてましたよ(笑)怖いッすね。
おぶいっちゃんちょっと夏休みコメント欄TBで失礼します〜。m(__)m
『別人の「喜八」さん』
http://kihachin.net/klog/archives/2008/08/betsujin.html喜八ちょっと夏休み大雨大丈夫ですか?心配しています。scottiちょっと夏休みぶいっちゃん〜〜〜〜!!!
ちろのカルシウムなのに〜!!
ここんとこ不足なんだってば(泣)。
逢いたいな。ちろブログの掟?まる出し馬鹿さん
こんばんは! 有難うございます。
>常に冷静に客観的論議をすれば常に勝者でいられます。
上手に論議できるようになりたいですね〜。 ほんと。
ぶいっちゃんブログの掟?蟹工船は青空文庫で。
議論は怒ったほうが負けです。アドバイスを超えてのコメントは、その態度が勝敗の鍵です。常に冷静に客観的論議をすれば常に勝者でいられます。人まる出し馬鹿ちょっと夏休み嶋ともうみさん
暑中お見舞い申し上げます。 今日も暑いですね。ぶいっちゃんブログの掟?takさん
はじめまして! コメント有難うございます。 >挨拶必須
議論はいいことだと思いますよ。読むだけでも面白いですし ね。
仰るとおりに、それがノビノビ だぶいっちゃん